越境する能の現在「デズデモーナ+紅葉狩」

越境する能の現在「デズデモーナ+紅葉狩」

〜西洋近代劇シェイクスピアと能の現在〜

■日時

2025年7月

12日(土)15:00開演(A)/19:00開演(B)

13日(日)13:00開演(B)/17:00開演(A)

※受付は開演の60分前・開場は30分前 

★13日昼の部 アフタートーク決定

 今井尋也 VS 大岡淳

チケット料金

《特別S 席(指定)※正面席》

前売=10000円

当日=12000円

《 S席自由※正面席》

前売=7000円

当日=8000円

《 A席自由※脇正面と一部正面席》

前売=5000円

当日=6000 円

《スマート U25席》

前売のみ3000 円

※ 25歳以下の方が対象。要身分証。

※本シリーズ作品リピート割引あり。

詳しくはお問い合わせ下さい。

■チケット

teket予約

https://teket.jp/13255/52047

トロクレチケット予約

https://trkr.jp/ticket?p=lifeartunion202507



出演者

■キャスト

デズデモーナ:

Lim Soon Heng・Lee Swee Keong ・Lim Kien Lee・Abdul Min Muhaimin

葛たか喜代・川野誠一・ 吉松章・SARAI

楽隊 Santosh Logandran(音楽監督)今井尋也(小鼓・能管)葉月朝子(大鼓・太鼓)

紅葉狩:

紅 : 絃ユリナ/小川代護 / 暁矢薫

葉 :美澄明里 /佐伯大地 / 三﨑結加

※ W キャスト 

紅 = 12 日15時/ 13 日17時

葉= 12 日19時/ 13 日13時

紅葉共通:村尾敦史/近藤大稀/小松大介/蔵松星凪/Yoshi/翔

楽隊 :Ash(琵琶) 今井尋也(小鼓・能管)葉月朝子(大鼓・太鼓)

■スタッフ

【作・演出】─ 今井尋也(デスデモーナ) 兼田玲菜(紅葉狩)

【舞台監督】─憩居かなみ

【照明】─小泉献子

【題字】─七澤菜波

【制作】─Kazan office.

【主催】─ライフアートユニオン

【共催】 KL Shakespeare Players 尋玲能楽

【助成】 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

【協力】 株式会社style office/偉伝或〜IDEAL〜/刀ct-KatanAct-/NAIA ENTERTAINMENT/スタークコーポレーション/サン•オフィス/立花プロダクション/株式会社CLEO/OG-3works/長者スタジオ




みどころ

能舞台で描かれる2つの愛と死の物語。  

シェイクスピア、能楽といずれも代表的な物 語を題材として、普遍的な「愛」の物語は時空を 超え能舞台の橋掛かりを渡り私達の目の前に現れる。 死者達の愛の声に耳を傾け、誰にも迫りくる「死」と向き合 うレクイエム。能管や小鼓、琵琶、インド音楽楽器など生演奏でお送りします。

「デズデモーナ」はマレーシアで活躍するKLシェイクスピアプレイヤーズの俳優達、アジアを代表する舞踊家スイ・キョン、音楽家サントッシュ、日本の俳優達による新しいコラボレーション。

「紅葉狩」は尋玲能楽の俳優達と琵琶や小鼓、大鼓、能管など邦楽器の生演奏による舞踊劇。

文化や国境、時代を越境した〈表現〉を追求していく、 ライフアートユニオンの現在形。

■デズデモーナ(シェイクスピア「オセロ」より) 

サイプロス島(キプロス:ギリシャ)で一夏を送る僧は海岸で羽衣を見つけると、それを探しに来た愛の女神アフロディーテに出会う。羽衣は愛の物語を奏で、かつてこの島に流れ着いた夫婦(オセロ・デズデモーナ)の悲劇を語り始める。デズデモーナは偽りの愛の濡れ衣を着せられた挙句殺され、成仏できずに彷徨っている。僧は祈るが・・・。デズデモーナは時空を超え、過去に起こったことを修復しようとする。愛の行方や如何に。

■紅葉狩(能「紅葉狩」より)

能楽の中でもスペクタクルな展開で人気のある「紅葉狩」を 題材に、様々な表現様式の境界を橋渡ししていくオリジナル舞踊劇。秋の山中にて高貴な女が、侍女を連れて、山の紅葉を愛でようと宴を催していると平維茂の一行が通りかかる。誘われるまま、宴に加わり維茂は酔いつぶれ、眠ってしまう。

維茂を篭絡した女は、戸隠山の鬼神だった。武内の神は、維茂の夢に現れてそのことを告げ、八幡大菩薩からの下された神剣を維茂に授ける。夢から覚めた維茂の目の前には、鬼女が姿を現し、襲いかかるが・・・。




連絡事項


未就学児の入場不可。

車椅子の方は入場時に階段昇降があるため介助者が必要になります。

お問い合わせ先

メールアドレス:info@lifeartunion.com

電話番号:080-6705-1359

お問い合わせフォームURL:https://docs.google.com/.../1FAIpQLScZBTwCnz9TA6.../viewform

その他のお問い合わせ先:https://www.lifeartunion.com

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今井尋也(能役者・小鼓演奏家・作家・演出家)

Imai Jinya

ライフアートユニオン及びシルクロード能楽会代表。日本演出者協会優秀賞受賞。

幼少より祖父から能楽を学び、十代で初舞台。国立

能楽堂研修所・東京芸術大学を卒業後、渡仏。ジェロ

ーム・ベル等のコンテンポラリーダンスや現代演劇

の舞台に出演。帰国後、シルクロード能楽会を立ち

上げ全ての作品の作・演出を行う。地方の民話や神話を

題材にした新作能の脚本・演出・音楽を担当し、

フランス、ドイツ、アメリカ、マレーシア、インドネシア、ブラジル、香港など

国内外で活躍中。

日本の古代中世の演劇と、現代の演劇を真の意味で

結びつけた新しい舞台を創造する。

https://www.facebook.com/jinya.imai

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アフタートークゲスト

大岡淳(演出家・劇作家・批評家)

ooka jun

1970年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、株式会社ゼロメガ相談役、武久出版株式会社編集部顧問、河合塾コスモ講師を務める。社会派エンターテイナーとして、演劇・人形劇・紙芝居・オペラ・ミュージカル・ダンス・コンサート等を幅広く手がける。演出作品に、ジェルジ・リゲティ作曲『アヴァンチュール/ヌーヴェル・アヴァンチュール』(日本現代音楽協会/2016)他。戯曲作品に、宮城聰演出『1940 -リヒャルト・シュトラウスの家-』(SPAC/2017)他。編著に『21世紀のマダム・エドワルダ』(光文社)、訳著にベルトルト・ブレヒト『三文オペラ』(共和国)がある。

https://www.facebook.com/jun.ooka.10